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excitingやinterestingとexcitedやinterestedの違い

受験生から最も多い質問がこれですね。~ing型と~ed型の分詞形容詞の違いをサルでもわかるように解説しました。

まずは、例文を先に見ましょう。

例文

 

This is an interesting book. (これはおもしろい本です。)

 

I'm very interested in Japanese history.(私は日本の歴史にとても興味がある。)

 

The soccer game was very exciting.(そのサッカーの試合はとても盛り上がった。)

 

There were a lot of excited people in the stadium.(スタジアムにはたくさんの興奮した人々がいた。)

 

The news was very surprising to us.(そのニュースは私たちにとってとても驚くべきものでした。)

 

They were very surprised to see the picture.(彼らはその写真を見てとても驚いた。)

どうですか? わかりましたか?

 

わかるわけねーだろ。(笑)

 

 

では、次の画像を見てください。

本から人へ向かって刺激が出ている画像

上の画像では、左側に本があり、この本から「おもしろいぞ~」「わくわくするぞ~」「びっくりするぞ~」という刺激が出ていて、この本を読んだ右側の人はその刺激を受けて、「おもしろいなあ」「わくわくするなあ」「びっくりするなあ」という気持ちになっています。このように、何らかの刺激を出す側を説明するときは~ingを使い、その刺激を受けた人の気持ちを表す言葉は~ed形になるわけです。

つまり、

 

interestingな本を読んで、私はinterestedになった。

excitingな本を読んで、私はexcitedになった。

surprisingな本を読んで、私はsurprisedになった。

 

というわけです。

 

 

それではもう一度、最初に紹介した例文を読み返してみましょう。 

例文

 

This is an interesting book. (これはおもしろい本です。)

 

I'm very interested in Japanese history.(私は日本の歴史にとても興味がある。)

 

The soccer game was very exciting.(そのサッカーの試合はとても盛り上がった。)

 

There were a lot of excited people in the stadium.(スタジアムにはたくさんの興奮した人々がいた。)

 

The news was very surprising to us.(そのニュースは私たちにとってとても驚くべきものでした。)

 

They were very surprised to see the picture.(彼らはその写真を見てとても驚いた。)

どうですか? 今度はすんなり理解できたでしょ?

ここで、少し難しい話をします。上記のexcitingやinterestedのような言葉を分詞形容詞と言います。分詞形容詞とは、元々動詞の現在分詞や過去分詞だったものが現在では完全に形容詞になってしまった単語を言います。

 

ところが、scared(怖がっている)という分詞形容詞に対応するscaringという分詞形容詞が英語には存在しません。なので、その代わりにscary(怖い)という形容詞を用います。つまり、「私は犬が怖い。」を英語で2通りに表すと、

 

Dogs are scary to [ for ] me.

I'm scared [ afraid ] of dogs.

 

となります。これもぜひ覚えておきましょう。