関係代名詞を超わかりやすく解説します。本日から数回に分けて徹底解説しますので、必ず順番通りにすべて読んでください。これでもわからなければ、英語は捨てて数学や社会に力を入れてください。(笑)
本題に入る前に、まず必要となる前提知識が2つあります。
【 関係代名詞の前提知識その1】
これがわからないと、関係代名詞は絶対にわかりません。次の3つの言葉の意味を必ずモノにしてください。
主語 = 「~は」「~が」と訳す言葉
目的語 = ある動作や気持ちのターゲットになる言葉で、「~に」「~を」と訳す言葉
所有語 = 「私の」「彼の」のように、「~の」と訳す言葉
さっそく次の練習問題をやりましょう。
練習問題
次の各文の下線部は、それぞれ何語か言いなさい。
(1) He plays the violin well.
(2) He plays the violin well.
(3) We met him yesterday.
(4) We met him yesterday.
(5) I don't know his wife.
(6) I have a dog. Its ears are long.
答え合わせをしましょう。
解答
(1)主語・・・「彼は上手にバイオリンをひく。」
(2)目的語・・・「彼は上手にバイオリンをひく。」
(3)主語・・・「私たちはきのう彼に会った。」
(4)目的語・・・「私たちはきのう彼に会った。」
(5)所有語・・・「私は彼の奥さんを知らない。」
(6)所有語・・・「私は犬を飼っている。それの耳は長い。」
大丈夫でしたか?
【 関係代名詞の前提知識その2】
次の文章を読んでください。
先日、私は街を歩いていたらある男性(私は彼を知らない)から声をかけられた。彼は病院(それはその町で一番大きな病院だ)までの道がわからなくて困っていた。その病院にはたくさんの子供たち(彼らの両親は亡くなっている)が入院していて、彼はその子供たちを自分が経営する別の病院へ引き取ることになっていた。
上記文章中の黄色マーカー部分に着目してください。それぞれの単語の後で( )を使ってその単語の内容を補足的に説明していますね。日本語の文章ではこのようなテクニックをときどき見かけることがありますが、このテクニックをこれから関係代名詞の英作に利用するので、ちょっと覚えておいてください。
今回はここまでです。次回から本題に入ります。