【 両者の基本的な違い 】
study = 勉強する
learn = 学ぶ
これでわかりましたね?
わかるわけね~だろ!
study = 勉強する
learn = 習得する、モノにする、身につける
つまり、study は教科書を読んだり、ノートをまとめたり、辞書を引いたりする個々の動作に着目した表現であるのに対して、learn はその結果、学力や知識などを習得できたことを意味します。
もっとわかりやすく言うと、
あの子は毎日一生懸命に study しているのに、なかなか learn できない。
あまり笑えない例ですが、これで両者の違いがハッキリするかと思います。study のような動詞を動作動詞といい、learn のような動詞を結果動詞といいます。
【 look for と find の違い 】
look for = さがす
find = 見つける
上記の違いも同じです。look for は動作動詞であるのに対して、find は結果動詞です。
つまり、
「私はかばんを一生懸命に look for したが、結局、find できなかった。」ということで両者の違いはハッキリすると思います。
【 help と save の違い 】
help = 手伝う
save = 救う
これも同様です。help は動作動詞で、save は結果動詞です。
「消防士たちは彼女を一生懸命に help したが、残念ながら彼女を saveできなかった。」となるわけです。
【 put on と wear の違い 】
put on = 着る
wear =身に着けている
これもほぼ同様に理解すればよいです。put on は、袖に腕を通したり、ズボンのチャックをしめたりする個々の動作に着目した表現であるのに対して、wear はその結果、衣類などをちゃんと身に着けている状態を表しています。
ところで、女性に向かって「君は素敵なTシャツを着ているね。」と言いたいときに、
You wear a nice T-shirt.
と現在形で言うと、「君は常日頃素敵なTシャツを身に着けているね。」という意味になります。それに対して、
You are wearing a nice T-shirt.
と現在進行形で言うと、「君は今この瞬間に素敵なTシャツを身に着けているね。」という意味になります。もしもこれを、
You are putting on a nice T-shirt.
と言うと、「君は今この瞬間に素敵なTシャツを頭からかぶろうとしているね。」という意味になり、「見ないでよ。イヤらしい。」とその女性に怒鳴られて、場合によっては張り倒されることになります。(笑)